過去の展示・児玉浩宜 写真展「ウクライナの肖像」

写真展「ウクライナの肖像」児玉浩宜 
 
国連機関によると450万人が難民となって国外へ脱出していると伝えられ、ニュースやSNSでは凄惨な被害状況や各国の戦略、今後の行方を伝えている。
写真家・児玉浩宜はロシアの侵攻後、3月3日からウクライナに入り、キーウや地方都市を巡りおよそ1ヵ月間、現地で取材し、ポートレートを撮影。
ウクライナに入ると、向き合う対象者は必然的に国内に残る市民になる。
彼らは国内から逃げられない理由がある、もしくはあえて残る人達、それぞれの事情がありながらも、戦禍が続く中、日々を過ごしている。
展示『ウクライナの肖像』ではニュースやSNSでは伝えられていない、日常の延長にある人々の会話、言葉と共に、国内に残る人々の姿を伝える。
 
児玉浩宜 / Hironori Kodama
1983年兵庫県生まれ。テレビ朝日報道番組ディレクター、のちにNHK日本放送協会に入局。報道カメラマンとしてもニュース番組やドキュメンタリーを制作。退局後、フリーランスの写真家として活動。2019年、香港デモ発生時から10ヶ月間渡航を繰り返し、現地で撮影。2020年、香港デモ写真集『NEW CITY』、2021年、デモで使われたバリケードなどを撮影した『BLOCK CITY』(共にKung Fu刊行)を出版。
 
●展示タイトル「ウクライナの肖像」
●期間 4月26日(火)〜5月1日(日)
●時間 12:00〜20:00 (最終日は19:30まで)
●場所 Gallery Conceal Shibuya